学情は、2021年3月卒業予定の大学3年生、大学院1年生6,574名から回答を得て、2021年卒学生対象「就職人気企業ランキング」を発表した。
昨年に引き続き、働き方改革への積極的な取り組みが学生の好感を集めており、また、米中貿易摩擦の影響もあるものの、依然「総合商社」業界の業績は良く、4位に丸紅(前年7位)、14位に三菱商事(同11位)、50位に住友商事(同46位)と、50位までに4社がランクインする結果となった。
「食品メーカー」の人気は依然として高く、3位の味の素を筆頭にトップ50の中に13社が入り、昨年同様根強い人気を誇っているという。
「スポーツ・ゲーム・その他メーカー」からは、トップ100に10社がランクイン。
9位任天堂(昨年107位)、19位アシックスグループ(同198位)、27位アディダス ジャパン(同227位)をはじめ、ランクインした10社はいずれも昨年101位以下からの大幅ランクアップ。
本年のラグビーワールドカップでの国内の熱狂や、来年の五輪自国開催によるスポーツ業界への関心の高まり、また、近年注目されているeスポーツ業界の将来性への期待の高まりが影響していると同社は推測している。
<調査概要>
調査対象:2021年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生
調査期間:2019年6月1日~2019年12月7日
回答方法:選択式(最大5社)
有効回答:6,574名
- <参照元>
- 2021年卒 就職人気企業ランキング【速報】