京都信用金庫は、BCP（※）対策と顧客サービス向上に通じる新しいIT技術導入の環境整備を目的に、日立製作所の協力のもと、複数システムで構成される情報系システムを、クラウド環境に全面移行することを決定した。
（※）Business Continuity Planの略

今回、全役職員が利用するイントラネットや社内のあらゆる情報を管理する総合データベース、融資稟議システムなど21のサーバーを対象に移行し、2021年1月に稼働開始する予定。今後、その他のシステムについても順次クラウド環境に移行する予定です。

今後、顧客サービス向上やさらなる業務効率向上をめざし、BIツールやAIを使ったデータ分析、クラウドサービスにある開発支援アプリケーションなど、新たなIT技術導入を検討。

また、今回のクラウド移行に合わせ、各営業店からクラウド環境に接続する通信回線を新たに設けたことにより、回線帯域を有効活用し、将来的なコストメリットを見込んでいるという。