NTTドコモら、タイとシンガポールで国内通信機器の実証実験を実施
NTTドコモが、国内の通信機器ベンダーとの協創により、海外の通信事業者に対して国内の先進的な通信機器を販売していく取り組みを推進するため、電気興業、およびAGCと、タイの大手通信事業者AIS、およびシンガポールの大手通信事業者StarHubと共同で、12月に実証実験を実施した。
同社は、海外の通信事業者向けに、新技術の導入支援やネットワークセキュリティ・信頼性診断、無線エリア改善などのサービス品質を向上させる、ネットワークコンサルティングサービスを2015年11月より開始。
本スキームは、同社がこれまで海外で培った経験とノウハウを活用して、国内の通信機器ベンダーが保有する先進的な技術や製品を、海外の商環境や法制度などを考慮しながら、海外の通信事業者に展開していく取り組み。
この取り組みが実現することにより、国内の通信機器ベンダーは自社の優れた技術や製品を、海外市場へ円滑に展開することが可能になるという。
同社は今後、5G時代を見据え、アジアを中心としたグローバル市場に向けて、国内パートナー企業の先進技術・製品を積極的に展開していくとのことだ。