廃棄食材を活用したサステイナブルなケータリングサービス開始

CRAZY KITCHEN(以下「クレイジーキッチン」)は、フードロスや環境保全を意識したケータリングサービス「SUSTAINABLE COLLECTION(サステナブルコレクション)」をスタートした。

サステナブルコレクションは、一般の市場に出回らず廃棄されてしまう、未利用魚や害獣を使用することで、日本の各地域に起きている食材にまつわる社会課題の解決につなげつつ、食材の魅力やおいしさを存分に生かした、これまでに例のないオリジナルのケータリングサービス。

クレイジーキッチンがメイン事業としているケータリングサービスでは、食事だけではなく、食事を楽しむ空間、時間、コミュニケーションをデザインしているという。

多くのケータリングサービスは食材の調達やイベント時のフードロス問題など、いくつかの社会課題を抱えており、クリエイティブの強みをいかし、社会課題を解決しながらも華やかで美味しく記憶に残る料理とその空間づくりを提供できると考え、サステナブルコレクションをスタートするに至ったとしている。

例えば、メニューでは、ヒオウギ貝と八幡平マッシュルームのサラダ(愛媛県産ヒオウギ貝:真珠養殖の副産物)、宮崎産シロチョウザメのカダイフ揚げ(宮城県産シロチョウザメ:通常はキャビアを採った後に廃棄されてしまう)や能登のイノシシのグリル(石川県産イノシシ:頭数が増え、獣害が問題となっている)などが提供される。

その他、「ディスプレイプラン」ではパーティーシーンで大量に発生する割り箸やおしぼり、プラスチックコップのゴミを廃止し、自然に戻る素材のお箸やオリジナルのナフキンを採用。パーティーやイベントで発生してしまうゴミを最小限に留めるという。

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