シューマツワーカーは、副業系サービスカオスマップの2019年版を公開した。

同社によると、2017年に「副業系サービスカオスマップ」をリリースして以降、サービスの数自体は年々増加しているという。

ジャンルにおいては「副業社員型」(※中長期的に副業として企業に従事するもの)のサービスの増加が顕著で、人事、経理、マーケティングなどバーティカルなサービスが登場。

一方で、「クラウドソーシング」のサービスは微減し、2019年12月16日にランサーズが上場したこともあり、クラウドソーシング市場は盛り上がりを見せているが、サービスは一部に集約されつつあることがわかると同社は述べている。

2019年は、YouTubeや17 Live(イチナナライブ)などの「インフルエンサー型」の副業が昨年よりさらに注目を集め、芸能人や法人の参画などもあったという。

また直近では、TVCM放送を行い注目を集めたタイミーを始めとする「スポットバイト型」の領域も注目を集めており、「スポットバイト型」は、際立ったスキルが必要なく、他の領域に比べて副業のハードルが低いことが特徴にあげられるとのことだ。

2019年は「副業を探す・行うサービス」だけでなく、副業をする人をサポートするサービスや、社員に副業を許可する企業をサポートするサービスが登場しており、副業の一般化にともない見えてきた、副業における課題を解決するサービスが今後さらに増えると同社は推測している。