Instagramは、アプリ内で自分のInstagramアカウントのQRコードを表示、およびほかのアカウントのQRコードをスキャンできる機能を追加したことを発表した。
アプリ内でQRコードを使えるようになったことで、新しく知り合った友達をInstagramでフォローしたいとき、これまで以上に簡単に相手のアカウントを発見し、繋がることができるようになる。Instagramのアプリを開いていなくても、スマートフォン内臓のカメラでQRコードをスキャンするとアプリが起動し、相手のアカウントを表示する。
既存の機能であるネームタグも引き続き利用可能。アプリ内で自分のQRコードを表示し、画面をタップするとネームタグに切り替わる。
また同機能はビジネスの面でもQRコードは役立つと予想されている。現在、ショッピング施設や飲食店、観光地、音楽フェスなど様々な団体や企業がInstagramアカウントを運用している。
しかし、店頭やイベント会場などのオフラインで自社アカウントを訴求する際、これまではアカウント名を文字で記載したりネームタグを使ったりする必要があった。さらに、QRコードの生成にも外部サービスを利用したりと手間がかかっていたという。
今後は、Instagramのアプリ内で自分のQRコードを表示できるため、手間が省けるようになるとのこと。また、印刷物などにQRコードを掲載したい場合にはウェブページからダウンロードすることも可能になるという。