富士フイルムイメージングシステムズは、クラウド型ファイル管理・共有サービス「IMAGE WORKS」に、文字情報を使わずにAIが画像から類似画像を自動検索できる「類似画像検索機能」を新たに搭載したことを発表した。
本機能により、「IMAGE WORKS」に保管した画像の検索性が向上し、ビジネスにおける画像コンテンツの活用シーンが大幅に広がるという。
「類似画像検索機能」は、手元にある画像や「IMAGE WORKS」に登録された画像を使って「IMAGE WORKS」内に保管されている類似した別の画像をAIで自動的に分析し・抽出することを可能にする。
この機能では、AIが自動で画像に写っているシーンや人物などを認識し、文字情報ではなく画像情報に基づいて類似画像を抽出するため、これまで手作業で実施していた画像の整理やタグ付けを行わなくても、類似画像の検索ができる。
膨大な画像の中から人物が写っている画像だけを探したいときや、同じ製品の別カットや色違いの画像をみつけたいとき、重複する画像を整理したいときなど、さまざまなシーンで活用可能だ。
「類似画像検索機能」と合わせて、ユーザーが個別にタグ情報などの検索条件を追加することで、よりイメージに近いものを絞り込むこともできる。
さらに、各ユーザーの管理・検索ニーズに応じて「類似画像検索機能」をカスタマイズし、各ユーザーが求める画像検索の精度をさらに向上する。