JapanTaxiとTile Inc.が連携、走行するタクシーが街中の“落し物”を検知

JapanTaxiは、ottaとTile Inc.とパートナーシップを結び、2019年12月11日より、全国2万台を展開するタクシー後部座席設置型のマルチ端末 JapanTaxiタブレット全台に「Tile(※)」の検知システムを導入し、「動くTile アクセスポイント」の役割を担うことを発表した。

現在JapanTaxiタブレットは、ottaが提供するIoT見守りサービス「otta 見守りサービス」において、動く基地局としての役割を担っている。開始から2年を迎えた本取り組みは、総見守り回数60万回以上を誇り、常時街中を走行するタクシーによって、効率的かつ広範囲の見守り環境を整備している。

この仕組みを活用してTileと連携することで、JapanTaxiタブレット搭載車両が、Tileを装着した紛失物を検知することが可能となった。Tileが発信するBluetooth®︎の電波をJapanTaxiタブレットが拾い、持ち主にその場所を知らせるという。

今回の取り組みのように、公共交通であるタクシーが「動くTileアクセスポイント」となるケースは、世界で展開するTileの中でも初めての取り組みとなり、8月下旬に全国でテストした結果、1日最大約6万個のTileを検知することに成功している。

(※)世界230の国と地域へ展開するスマートトラッカー・忘れ物防止タグ

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