東京大学とソフトバンクは、世界最高レベルの人と知が集まる研究所『Beyond AI 研究所』の開設、および研究成果の事業化に向けた取り組みに関する協定を締結したことを発表した。
『Beyond AI研究所』は、東京大学と海外の有力大学の世界最高レベルの研究者を擁した最先端のAI(人工知能)研究機関になることを目的として設立されるという。
この研究所では、AIの基盤技術研究やその他の学術領域との融合を目指す基礎研究領域と、さまざまな社会課題・産業課題へのAIの活用を目的とする応用研究領域の二つの領域で研究が行われ、研究所内では各研究領域の連携を密に行うとともに、研究成果の事業化にあたっては、大学と企業とのジョイントベンチャーの迅速な設立を可能にするために経済産業省が新たに策定したCIP制度(Collaborative Innovation Partnership制度)(※)を積極的に活用していくとしている。
東京大学とソフトバンクは、『Beyond AI 研究所』を通して、日本のAI研究およびAIビジネスの発展に貢献し、日本のAI革命をけん引していく方針を示している。