モスフードサービスは、「フルセルフレジ」のテスト導入を開始することを発表した。今回の取り組みは、2019年12月3日より「モスバーガー秋葉原末広町店」(東京都千代田区)、2019年12月10日には「モスバーガー十日市場駅前店」(神奈川県横浜市)にてスタートする。

今回導入するフルセルフレジは、タッチパネル形式で注文から会計まで来店者が操作するタイプのものだ。導入店舗では有人レジと併設することで、従業員を増員することなくピーク時のレジ回転数の向上やレジ待ち時間の短縮を図る。

従業員の負担軽減だけでなく、削減できた時間で丁寧な接客やコミュニケーションの機会を増やすことを目指し、今後は、4カ国語メニューによる訪日外国人への対応のほか、おすすめ商品を提示するレコメンド機能の追加による客単価の増加施策も見込んでいる。

なお、2020年3月ごろまでに約20店舗へとテスト導入を拡大予定としている。