ノンピは、池森ベンチャーサポート等を引受先とする総額約2億円の第三者割当増資により、資金調達を実施。

今回、この資金調達により、更なる経営基盤の強化を図るとともに、社員食堂のアイドルタイム等の遊休資産を活用して調理した食事を、周辺企業に届ける「ランチケータリング」サービスの開始を発表した。

「ランチケータリング」とは、遊休資産となっている社員食堂を運営補填金なしで運営受託し、そのアイドルタイム等を利用し、周辺企業にランチやパーティーのケータリングを提供するサービスだ。

同社はこれまで、夜の社内パーティー向けのケータリングを中心に提供してきたが、ランチ難民問題や、健康経営の推進、更には美味しい食事で社員間コミュニケーションを活性化させたいという企業ニーズの後押しを受け、企業に本格的なランチを届ける「ランチケータリング」に注力する方針だ。

また、そのためには『美味しい』食事の提供が必須であることから、レシピ考案は全て元Google Japan内の社員食堂で総料理長を務めていた飯野(現ノンピの総料理長)が行うとのこと。 Google社員食堂クオリティーを、1社でも多くの会社に提供したいという狙いもあるという。

同社は今後も、食を介したコミュニケーション機会を創出し、企業に変革の機会を提供できるよう注力していくとのことだ。