コンビニでの「キャッシュレス決済」は、増税前より1割増

ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年10月度)』の結果を発表した。

「キャッシュレス決済」は、増税前より1割増

コンビニで「キャッシュレス決済を利用する」(※)と答えた人は48.9%、スーパーは48.1%となった。

消費増税前の2019年6月度調査では、コンビニでの利用は38.0%、スーパーは37.0%。消費増税の前と後で、コンビニ、スーパーともに「キャッシュレス決済」の利用が10ポイント以上増加していることが明らかとなった。
(※)購入商品の支払いについて、「現金を使わない」と「現金を使わないことが多い」と答えた人の合計。

30代のキャッシュレス決済利用者のうち、4割強が「スマホ決済」

日常のさまざまな支払いにおいて、1カ所でも「現金を使わない」「現金を使わないことが多い」場所がある(※2)と答えた人のうち、「スマホ決済機能(端末をかざして決済するタイプ)」を利用している人は34.4%。

年代別に見てみると、10代(37.5%)、20代(34.3%)、30代(43.2%)、40代(37.8%)、50代(34.8%)、60代(21.6%)で、30代では4割を超える結果に。
(※2)公共交通機関/タクシー/ハイヤーの運賃、コンビニ/スーパーでの商品購入、飲食店/レストラン/ファストフード/ファミリーレストランでの飲食費、公共料金、携帯電話料金、病院、駐車場、自動販売機での支払いにおいて、いずれか1つでも「現金を使わない」か「現金を使わないことが多い」と答えた人が対象。

スマホ決済利用者の半数以上が、「PayPay」を利用

スマホ決済利用者のうち、「PayPay」を使っている人が最も多く(54.9%)、次いで「LINE Pay」(34.9%)、「楽天ペイ」(34.6%)となった。

「PayPay」を利用している人の割合を、消費増税前の2019年6月度調査(38.8%)と比べてみると、16.1ポイントも増加していることが明らかとなった。
※複数回答あり。

40代、50代のスマホ決済利用者のうち、9割以上が「消費増税前から利用」

スマホ決済利用者のうち、スマホ決済を「消費増税前から利用していた」人の割合は83.6%となった。

年代別に見てみると、50代が最も高く(90.6%)、次いで40代(90.0%)、60代(82.9%)でした。逆に「消費増税後に利用を始めた」人の割合は14.9%で、10代が最も高く(22.2%)、次いで30代(21.1%)、20代(19.3%)と言う結果に。

現在、スマホ決済を利用している人のうち、40代と50代は消費増税前に利用を開始した人が9割を超え、若年層よりも浸透が早かったことが明らかとなった。


<調査概要>
調査期間:2019年10月25日(金)~11月1日(金)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

<参照元>
コンビニエンスストアでの「キャッシュレス決済」は、増税前より1割増
ジャストシステム

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