電子チラシサービス「Shufoo!」は、ブラックフライデーに関する意識調査を行いその結果を発表した。
今回、2016年に日本へ本格的に上陸したといわれるブラックフライデーは、毎年大規模なセールが実施されている。今年はamazonが日本初のブラックフライデーを開催するほど徐々に注目度を浴びている。
日本でもこのセールの認知度は同調査によると約2.5倍も伸びているそうだ。
増加する購買意欲、ブラックフライデーへの期待は
今回、同社が発表した結果によると、「今年のブラックフライデーに買い物をしたいかどうか」という質問に対して約半数が“はい”と回答している。
また、これは昨年のデータと比較すると10.8%も伸びていることから認知度とイメージの向上に比例して購買意欲も高まっていることが伺えるという。
一方で、「買い物に増税が影響はあるか」という質問に対しては56.7%が“はい”と回答している。 同社によると、「軽減税率のものを中心に買い物をする」「10%商品はクーポンを使うよう気にかけている」などの税率を意識する意見や「キャッシュレス決済で購入する」といった「キャッシュレス・消費者還元事業」のポイント還元を活用するというな意見が多かったとのことだ。
ECサイトの利用には消費者と企業で見解にギャップ
「今年のブラックフライデーに買い物したい」と答えた人に、ECサイト(ネット通販)を利用する予定があるかどうかを聞くと、「いいえ」が65.8%で利用しない派が多数となった。
一方で、企業向けのアンケートに寄せられた意見では「国内では、ECの方が恩恵を受けるのでは」「大体大手通販サイトがCMをしているので、定着しつつあるように思います」などECサイトの影響をあげる声がみられたことから、ECサイトに対する考え方に消費者と企業の間でギャップがあることがわかる結果となった。
セールやイベントを実施する企業は2割以上、増税の影響も大きい
小売、サービス企業に対して、「今年のブラックフライデーにセールやイベントなどの集客施策を実施するか」を聞いたところ、22.6%にあたる7社が「実施する」という回答であった。
一方で約3割の企業は「決まっていない」と回答していることから、消費税増税による消費者の購買意欲への影響への様子見が続いている可能性があるとしている。
また、実施する企業の約半数は、「消費税増税が影響する」と回答しており、消費者だけではなく企業にとっても消費税増税が大きく影響を与えているということが読み取れる。
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の既婚女性)
「Shufoo!」企業向けメールマガジン配信にご登録いただいている企業 のべ75社
合計有効回答サンプル数:「シュフーポイント」会員 9,172名
「Shufoo!」企業向けメールマガジン配信にご登録いただいている企業 のべ75社
調査期間:「シュフーポイント」会員アンケート 2019年10月21日~10月24日まで
調査方法:インターネットリサーチ
電子チラシサービス「Shufoo!」、「ブラックフライデー」に関する意識調査
株式会社ONE COMPATH 『Shufoo!』 調べ