スパイスファクトリーは、サマデイが展開する海外大学が利用している世界標準入試システムを日本やアジアの大学・専門学校向けにリニューアルした「The Admissions Office(略称:TAO)」の開発を担当し、導入支援を開始した。

TAOの概要

TAOは、学生の複数の大学への入試出願を1つのアプリケーションで叶えるコンソーシアム。

また、複雑なアプリケーション要素を、シンプルかつ直感的に一元管理できるようにすることによって、大学のアドミッションプロセスの負担を軽減しているという。

日本の大学への出願においての日本語利用はもちろん、多言語化にも対応。

その為、国内学生向けのAO入試や2020年入試改革における多面的・総合的評価型入試だけでなく、海外学生の募集にも役立つとのことだ。

機能一覧

  • カスタムフォーム
  • 選択肢や入力チェック等、必要に応じて出願書類の項目のカスタマイズが可能。そのため、現在の書類フォーマットに合わせてTAO上でも出願書類を作成することができるという。

  • 多言語対応
  • 現在は大学側、学生側ともに日英の二か国語に対応。また、今後の更なる地域・言語への展開を見据えて、i18n対応が行われているとのことだ。

  • 細かな権限設定
  • 大学側の管理画面は大学管理者・募集管理者・募集アシスタントなど、それぞれのロールに応じて細かな権限が設定可能となっているため、組織構造に柔軟に対応して安全性を担保することが可能。

  • 一括ダウンロード
  • 学生の提出した書類や添付pdfなどのファイルを学生ごとに全てまとめてダウンロードすることが可能。データのバックアップやTAO以外のシステムとの連携に利用することができる。

  • ソフトバンク・ぺイメント・サービスとの連携
  • 受験料の支払いについてソフトバンク・ぺイメント・サービスと連携を行なっているため、学生はクレジットカードや電子マネー、コンビニ払いなどの中から受験料の支払い方法を選択することが可能。