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ジャストシステムは2019年11月21日に、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2019年10月度)』の結果を発表した。
調査結果のトピックスは以下になる。
- 「YouTube」視聴者の約6割が、必ず更新を確認する「YouTube」チャンネルがある
- 「YouTube」視聴者の約7割が、「YouTube Premium」を認知
- 最も使われているメディアストリーミング端末は、アマゾンの「Fire TV Stick」
- 10代の約7割が、動画を最も長時間視聴するのは「スマートフォン」。「テレビ」は15%
「YouTube」視聴者の約6割が、必ず更新を確認する「YouTube」チャンネルがある
週1回以上、動画コンテンツを視聴していて、普段、視聴するプラットフォームとして「YouTube」を挙げた人のうち、新しい動画コンテンツが公開されるたびに必ずチェックするチャンネル・アカウントが「YouTube」にあると回答した人の割合は65.1%で、他のプラットフォームに比べて最も割合が高いことが明らかに。
「TikTok」の場合は57.1%、「TVer」は52.7%、「Instagram」は51.2%、「AbemaTV」は41.9%となった。
※複数回答あり。
「YouTube」視聴者の約7割が、「YouTube Premium」を認知
「YouTube」視聴者のうち、広告配信なしでコンテンツを視聴できる「YouTube Premium」を知っている人は74.7%で、初回調査時の2019年3月度調査(65.0%)から9.7ポイント増加。
また、「現在利用している」人の割合は7.4%で、男女別に見てみると、男性は9.7%、女性は4.6%で、男性の方が2倍以上多いことが明らかとなった。
最も使われているメディアストリーミング端末は、アマゾンの「Fire TV Stick」
インターネットから動画などのコンテンツ配信を受けてテレビなどに表示できる、メディアストリーミング端末の利用率は、「Fire TV Stick(Fire TV Stick 4K)」が10.7%、「Google Chromecast(Chromecast Ultra)」が7.7%、「Apple TV(Apple TV 4K / Apple TV HD)」が5.9%となった。
10代の約7割が、動画を最も長時間視聴するのは「スマートフォン」。「テレビ」は15%
テレビやパソコンなど動画コンテンツを視聴できる機器の中で、10月に最も長時間視聴に利用した機器を聞いたところ、「スマートフォン」(34.3%)と答えた人が最も多く、次いで「テレビ」(26.3%)、「パソコン」(25.8%)となった。
「スマートフォン」と回答した人の割合を年代別に見てみると、10代(68.0%)、20代(55.5%)、30代(36.5%)、40代(33.0%)、50代(17.5%)、60代(12.0%)という結果に。
10代の7割近くが動画コンテンツを最も長時間視聴した機器として「スマートフォン」を挙げ、「テレビ」(15.0%)を大きく上回った。
調査概要
調査期間:2019年10月18日(金)~2019年10月24日(木)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
<参照元>
「YouTube」視聴者の約6割が、必ず更新を確認する「YouTube」チャンネルがある
ジャストシステム