LINE Payは、2019年11月20日より、ブックオフコーポレーションが展開するリユースショップ「BOOKOFF(ブックオフ)」の一部店舗で、買取代金支払いにモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を導入することを発表した。
今回、さらなる顧客利便性の向上をめざし、レジでのリユース品販売に加え、買取代金の受け取りも「LINE Pay」を選択可能になるとのことだ。
「ブックオフ」では、店頭買取における査定代金の支払い手段として、これまでの現金に加え、ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発が提供する「マルチバリューチャージサービス」の利用を開始。
このサービスは、企業から個人への支払いをキャッシュレス決済サービスにチャージする形で受け取れるもので、利用者は受け取り方法を複数のサービスの中から選択できる。
同サービスに今回LINEが提供する「LINE Pay かんたん送金サービス」が導入されたことで、「ブックオフ」での買取代金を「LINE Pay」で受け取ることができるようになったとのことだ。
店頭での査定受付後、受け取り方法として「LINE Pay」を選択し、「LINE Payナンバー」(*1)を店舗側に提供すると、査定完了後、スマートフォンで通知を受け取り、自身のアカウントに買取代金相当分の「LINE Pay残高」がチャージされる(*2)という。
これによって、申込み後査定完了を店内で待機する必要がなくなるため、利用者にとって時短につながるとしている。
「BOOKOFF」、「BOOKOFF PLUS」、「BOOKOFF SUPER BAZAAR」、「BINGO」など国内125店舗から導入開始し、2020年3月以降さらに拡大予定。
「LINE Pay」は、お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近づけ、将来のキャッシュレス・ウォレットレス社会を見据え、モバイルフィンテックの世界をリードする存在になることを目指す方針としている。
(*1) 「LINE」>ウォレットタブ>「LINE Pay」残高をタップ>「LINE Pay」のメインメニュー内で確認可能。
(*2) 査定金額によって買取キャンセルは不可。