sVision Corporationは、先端顔認識技術に基づいて開発した独自の顔認識システムを用い、同時に3人まで顔認証できる「Name Vision Pro」及び「Name Vision PaaS」の本格サービス開始を発表した。

Name Vision の概要

Name Visonアプリは、人間の脳神経系のニューロンを数理モデル化したものの組み合わせた「ディープニューラルネットワーク」による顔の学習と人物の識別を実現。

パーツ(目鼻口)の位置情報、距離情報による特徴の収集/比較による顔認証がスマホカメラだけで誰でも簡単に利用することができる日本初のアプリ。

本アプリを活用し、教育、マーケティング、医療、セキュリティ、コミュニティ構築等、様々な分野でソリューションを提供するという。

「Name Vision」及び「Name Vision Pro」の特徴

  • 顔辞典
  • Name Visionは、興味のある分野の人を顔から調べることができる「顔辞典」で、勉強中のツールとしてだけではなく、美術館や図書館などで気になる人を、顔から調べることが可能。

    歴史に名を刻んだ様々なジャンルの「顔」を事前に300名以上登録。登録のない「顔」は新たに追加することもできるという。

  • Wikipedia連動
  • Wikipediaの情報と連動しており、顔認証された人物の情報を知ることが可能。

    さらに情報を追加することができるので、ユーザー自身が残しておきたい情報を追加したり、他の人が追加した情報を、みんなで共有することで、知識をより掘り下げて人物の情報を得ることができるとのことだ。

  • ディープラーニング
  • 人工知能によって照合率が近い人物情報を掲載。ユーザーが興味ある人物以外も表示されるため、興味がどんどん増えていくきっかけにつながるという。照合率は、ユーザーの利用と学習機能によって日々進化する。

  • スカウター型
  • アプリ立ち上げと同時に「顔」を自動で追跡するスカウター型。素早く顔をキャッチして顔認証を開始。

  • 3人同時に顔認証
  • スマホカメラで3人まで同時に顔認証をし、1人ずつ指定しなくても良いので知りたい顔情報がすぐにわかるという。