ファイセルが、日本初(※同社調べ)となるクラウド3D検体情報管理ウェブアプリ「Cellaph(セラフ)」の提供を2019年11月に開始した。

「Cellaph」概要

Cellaphは、実際に保管庫の扉を開けることなく、大切な検体のロケーションをウェブブラウザでいつでもどこでも確認できるサービス。

3D技術を導入したことで、より直感的なロケーション管理が可能となっているという。

主な特徴は以下の3点。

  1. インターネット環境があればリモートで操作できるSaaS型ウェブサービス
  2. 初期費用やメンテナンスの負担を抑えるサブスクリプションモデル
  3. 「21 CFR Part 11(連邦規則第21条第11章)」に対応できるセキュリティを実現

今後は、特殊な輸送に対応できるロジスティクス機能などを追加して、再生医療・創薬にさらに貢献していく予定だという。