BEENOSはメルカリと業務提携し、「メルカリ」で出品された商品が世界100以上の国・地域のユーザーに11月15日より販売可能になることを発表した。

メルカリの海外販路拡大にあたり、BEENOSの完全子会社が運営する越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee」が翻訳、海外発送、問合せ対応などをサポートするという。

「メルカリ」の国内出品者は特別な対応をすることなく販売機会の拡大が見込まれるとのことだ。

業務提携の概要

今回の提携では、「メルカリ」とBuyeeがシステム連携し、BuyeeのWEBサイト内に「メルカリ」の海外向け販売ページを開設。

サイト内では、日本語、英語、中国語(繁体・簡体)から表示言語を選択することができることに加え、海外では主流のPayPal、Alipayや銀聯クレジットカードなどの決済方法も利用することができるとのことだ。

Buyeeは海外のユーザーから注文を受けた商品を「メルカリ」で代理購入し、Buyeeの国内倉庫に届いた商品を検品、梱包した後に海外へ発送。

また、Buyeeは海外発送手続きや日本語・英語・中国語(繁体・簡体)でのユーザーの問合せサポートなども行うとしている。

今回の提携により、メルカリは国内出品者の販売機会の拡大を図り、海外のユーザーのさらなる満足度向上を図っていくとしており、また、BEENOSは日本の商品を世界に拡げ、市場の成長を拡大させる一助となることを目指していく方針を示している。