“募金”の内訳をクリアにする信用型クラウドファンディング登場

Freewillは、世界中の“才能”(人・動物・植物)を支援するための新クラウドファンディングサービス「spin(スピン)β版」を、2019年12月24日提供開始することを発表した。

「spinβ版」概要

「spinβ版」はブロックチェーン技術を活用して「募金」の使用用途を明確にすることを可能にする新しいクラウドファンディングサービスだ。

才能ある子供を推薦・指導・育成をするNPO・NGO・企業がプロジェクトのオーナーとなり、定期的に活動状況を報告するシステムを導入することで、出資者はその活動内容を評価し、次のフェーズも「募金」するかどうかを投票し決定する仕組みとなっているため、納得した上で募金をすることが可能だ。

募金をおこなうことで、「spin専用コイン」と「Freewill内共通トークン(※)」が発行される。コインは現金としての価値を持つため、連携のある市場で利用することができ、使用しない場合は、森の苗木やプロジェクト支援に使用可能だ。「Freewill内共通トークン」は、プロジェクトをSNS等にシェアすることでも発行され、プロジェクトが次のフェーズに移るかの投票に参加する時に使用できる。

その他にもプロジェクトごとに信用スコアを導入し、ソーシャルインパクトの可視化なども実装予定としている。

(※)Freewillが生み出したSDGsの課題解決に直結する持続可能な社会貢献の仕組み。

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