インフキュリオン・グループは、2019年10月1日の消費税率引き上げに伴い、キャッシュレス決済利用状況を調査を実施し、その結果を2019年11月7日に発表した。
調査結果のトピックスは以下になる。
- 増税後のQRコード決済利用率が3倍に拡大
- 最も利用されているアプリはPayPay
- 消費税の増税後、キャッシュレスの利用が増えた人は45%
増税後のQRコード決済利用率が3倍に拡大
クレジットカード、ブランドデビット、ブランドプリペイド、電子マネー、QRコード決済アプリのいずれかを利用をしていると回答した割合を2019年3月実施の「決済動向調査2019」と比較。
クレジットカード決済の割合は変わらないものの、ブランドデビット、ブランドプリペイド、電子マネーにおいて若干ではあるが利用率が上がっている。
さらにQRコード決済アプリは、11.6%だった2019年3月から35.7%に増加し、利用率は3倍以上に。
最も利用されているアプリはPayPay
また、QRコード決済アプリを利用する人にどのアプリを利用するかを尋ねたところ、最も多かったのはPayPayの63.8%。続いてLINE Payが29.6%、楽天ペイで28.8%となった。
消費税の増税後、キャッシュレスの利用が増えた人は45%
今年の10月とそれ以前のお金の支払い方法について、キャッシュレス決済を利用する回数が変化したかを聞いたところ、「かなり増えた」が15.3%、「まあまあ増えた」と回答した人が29.7%となり、45%の人はキャッシュレス決済を利用する回数が増えたそうだ。
<調査概要>
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
対象者条件:16~69歳男女
対象人数:20,000人
調査期間:2019年10月18日(金)~2019年10月21日(月)
<参照元>
増税後のQRコード決済利用率が3倍に拡大。最も利用されているアプリはPayPay
インフキュリオン・グループ