仕事が充実してる人ほど“しっかり休めている”傾向に「休み方に関する調査」

エアトリは、20代~70代の男女1,024名を対象に「休み方」に関する調査を実施し、その結果を2019年11月7日に発表した

調査結果の主なトピックスは以下になる。

「よく休めている」と回答したのは約3割

「休日や労働時間外にきちんと休めていると感じますか?」と尋ねたところ、「よく休めている」と回答したのは27.8%となり、7割以上の人が多少なりとも休めていない感覚を抱いていることが明らかとなった。

また、17.6%の人が「あまり休めていない」または「全く休めていない」と回答した。

4割以上が“平日休みに不安”

「平日に休むことに対して不安を感じることはありますか?」との問いには、「いつも不安を感じる」と答えた人が11.5%、「時々不安を感じる」が33.1%と4割以上の人が平日休みの場合に不安を抱くことがわかる。

最も休めているのは「公務員」。最も休めていないのは「主婦・主夫」

「休日や労働時間外にきちんと休めていると感じますか?」という問いの回答を職業別に集計したところ、「よく休めている」「まあまあ休めている」と回答した割合が最も多かったのは「公務員」(79.5%)となった。

逆に最も割合が少なかったのが「主婦・主夫」(60.4%)という結果に。「主婦・主夫」の中で「あまり休めていない」「全く休めていない」と回答した人に理由を聞いたところ、自分以外の人たちのスケジュールに合わせて仕事をしなければならないことで常に緊張があるという回答が多くみられた。

休めていないのは“中間管理職と役員”

「休日や労働時間外にきちんと休めていると感じますか?」という問いの回答を会社での役職別に集計したところ、「よく休めている」「まあまあ休めている」と回答した割合が最も多かったのが「部長クラス」(79.6%)、次いで「係長・主任クラス」(75.7%)となった。

逆に最も少なかったのが「課長クラス」(65.0%)と「役員クラス」(67.9%)となっており、それぞれ中間管理職として上司や部下の狭間でストレスを抱えやすかったり、経営にも関わるために休みの間も仕事のことを考えてしまうことが想定されるとしている。

“仕事が充実するほどしっかり休める”

「休日や労働時間外にきちんと休めていると感じますか?」という問いの回答を仕事の充実度別に集計。

「よく休めている」「まあまあ休めている」と回答した割合は仕事が「とても充実している」人は75.7%、「どちらかと言えば充実している」人は78.2%、「どちらとも言えない」人は65.0%、「どちらかと言えば充実していない」人は59.8%、「全く充実していない」人は37.8%となり、仕事の充実度としっかり休めるかどうかには相関関係がみられた。


■調査概要
調査タイトル :「休み方」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女1,024名
調査期間 :2019年10月29日~11月1日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

<参照元>
日本人は休み方がヘタ?45%が平日休むことに「不安を感じる」 休日にきちんと休めていない役職は「役員クラス」と「課長クラス」 “仕事の充実度”と“きちんと休めているか”には相関関係が!
エアトリ

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