撮影モラルの低下を感じるのは“観光地”「撮影モラル関する調査」

エアトリは20代~70代の男女1,141名を対象に「撮影モラル」に関する調査を実施し、2019年10月29日に結果を公表した。

日本人のモラルに関する調査

  1. 昨今の日本人のモラルに関してどう思いますか?
  2. 「モラルは向上している」と回答した人は5.4%、「変わらない」と回答した人は19.6%。「モラルは低下している」と回答した人は75.0%と大多数を占めた。

  3. 友達や知り合いがモラルのない写真を投稿しているのを見たことはありますか?
  4. 「ある」と回答したのは22.7%。4~5人に1人は目撃経験があることが分かった。「ない」の回答が62.6%、また14.7%が「覚えていない」と回答した。

  5. どのような場面において撮影モラルが低下したと感じますか?(複数回答可)
  6. 大多数の人がどこかしらの場面で撮影モラルの低下を感じているようで、最も意見が多かったのが「観光地」の65.9%という結果となった。続いて「公共交通機関」が55.7%、「事故・事件現場」が50.4%で過半数がモラルの低下を感じているようである。

  7. (撮影モラルの低下を感じている人)撮影モラルが低下した原因は何だと思いますか?
  8. 撮影モラルの低下を感じている人に対して低下の原因を聞いたところ、77.0%が「インターネット・SNSの普及」、76.0%が「スマホ(カメラ)の普及」と回答。

    物やサービスが豊かになったことが理由の1、2位に挙がる一方で、3位には「道徳・倫理教育の不足」が65.0%でランクインした。

  9. 自身で「いけない」と思いながら撮影した経験はありますか?
  10. 実際に自分でも撮影モラル違反をしてしまった経験が「ある」と答えた人は12%となった。

  11. (いけないと思いながら撮影したことが「ある」人)「いけない」と思いながら撮影したのはどのような場面でしたか?
  12. 1位は他を大きく引き離して「観光地」の46.0%、続いて「ライブ・イベント会場」で20.4%、「公共交通機関・旅客施設」が17.5%とランクイン。

    「公共交通機関・旅客施設」の中でもほとんどが飛行機や空港、旅行に行く際の新幹線といった日常とは違う場面を挙げており、“なかなか行けない、なかなか見られない、なかなか会えない”といったレアな場面がモラルのない撮影を誘発しがちであるようだ。


調査概要
調査タイトル :「撮影モラル」に関するアンケート調査
調査対象 : 20代~70代の男女1,141名
調査期間 :2019年10月17日~10月20日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

<参照元>
4人に3人が「日本人のモラル」の低下を感じている! 撮影モラルの低下を感じる場所は 「公共交通機関」「事故・事件現場」を抑えて、「観光地」が1位に。 “人混み”“レア感”が大きな誘因か?
エアトリ

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