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チャットプラスが、人事総務担当者を対象に、「業務の悩みや業務の効率化」に関する調査を行った。
主な調査結果は以下の5点。
- 業務の効率化を課題に挙げる人事総務担当者が多数
- 『書類関係』や『入社関係』など、定型業務や都度対応の改善が現場では求められている
- 業務効率化ツールのニーズは高い一方、導入している企業はまだ半数程度
- 導入しているツールの満足度、「低い」と答える人が約半数
- AIを利用したツールやチャットボットへの期待する人は8割
業務の効率化を課題に挙げる人事総務担当者が多数
まず初めに、「人事総務の業務においての課題はどのようなことですか?」という質問をしたところ、 ・勤務評価及び業務の能率化・効率化(60代/男性/宮城県) ・ペーパーワークの減少、および効率化(50代/女性/神奈川県) ・勤怠管理が大変、個人情報保護の徹底(40代/女性/福島県) ・定型業務の効率化(50代/男性/東京都) ・社員の教育研修、優秀な人材確保(40代/女性/和歌山県) などの回答があった。
多くの業務をこなしながら日々さまざまな課題を感じている人が多いようだ。 なかでも、上記のように業務の効率化が課題と回答した人の割合が多く、人事総務の現場では非効率的な業務が多いことが伺えるといえる。
定型業務や都度対応の改善が現場では求められている
次に、「定型化されている業務にはどのようなものがありますか?」と質問をしたところ、 『書類関係』(35.3%)という回答が次点の『入社関係』(34.7%)を僅差で上回り最多となった。
以降、『発注関係』(16.5%)、『制度関係』(11.2%)という結果となっている。
また続いて、「日々の業務で大変だと感じることはなんですか?」と質問をしたところ、 『都度対応』(37.3%)という回答が最も多く、次いで『管理業務』(21.7%)、『同じ説明を繰り返すこと』(21.5%)、『書類の整理』(17.5%)と続いた。
業務効率化ツールのニーズは高い一方、導入している企業はまだ半数程度
次に、「業務を効率化するために必要だと感じることを教えてください。」という質問をしたところ、『人材の確保』(40.7%)という回答が最も多く、次いで『ツールの導入』(26.8%)、『不要な業務を省く』(23.8%)、『外注委託』(8.2%)という結果になった。
さらに「業務を効率化するためのツールは導入されていますか?」と質問をしたところ、 『はい』という回答が49.72%と、半数以下という結果になった。
ツールの必要性を感じている人が多いにも関わらず、実際にツールが導入されているのは半数以下という結果から、イニシャルコストやランニングコストを懸念して、ツールの導入をためらっている企業も多いのが実態のようだ。
導入しているツールの満足度は決して高くはないのが実態
ツールが導入されていると回答した方に、「導入されているツールの満足度を教えてください」という質問をしたところ、『低い』(48.5%)という意見が最も多く、次いで『高い』(34.9%)、『かなり低い』(12.6%)、『かなり高い』(4.06%)と続いた。
また、ツールを導入していない人に「自社に合う自動効率化ツールがあれば導入したいですか?」という質問をしたところ、8割以上が『はい』(82.9%)と回答した。
AIを利用したツールやチャットボットへの期待は大きい
前項の結果を受けて、「今後10年間で、ITツールやAIの導入によりバックオフィス業務の生産性は向上すると思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『はい』(80.4%)と回答した。
また、「人事、総務の自動効率化ツールで有効と思われるものはなんですか?(複数選択可)」と質問したところ、『労務管理』や『勤怠管理』、『経費精算』と共に、『採用管理(ATS)』や『チャットボット』、『RPA』といった回答にも多く票が集まる結果となった。 今後の業務効率化の鍵はこうしたAIを利用したツールにあり、また、それを多くの方が望んでいるという現状が読み取れるという。
※調査概要 : 「業務の悩みや業務の効率化」に関する調査
【調査期間】 2019年10月10日(木)~ 2019年10月11日(金)
【調査方法】 インターネット調査
【調査人数】 1,090人
【調査対象】 人事総務担当者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
<参照元>
「不満足度60%!?人事総務担当者のITツールに対する本音とその解決策とは」
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