「就レポ」は、2019年10月24日(木)に新卒マーケットに特化した国内人材サービスを網羅した”新卒市場特化型”HRサービスカオスマップを公開した。

少子高齢化、働き手不足と言われ久しい昨今、求人サービス市場はさらに熱を帯び、その全体市場規模は9兆円※を超えると言われているという。

更に新卒採用については、2020年より通年採用制への切り替えが決定しており、終身雇用のボトルネックとなる所謂”Z世代”の世代の確保のために、これまでのナビ型や大規模イベントとは一風違ったユニークな就活サービスが次々と立ち上がっており、新卒向け就活サービスは多様化が進むと同時に年々複雑化が進んでいるとのこと。

そこで今回同社は、それらサービスを一挙にまとめた“新卒市場特化型”HRサービスカオスマップを作成するに至ったとしている。

5つのカテゴリ説明

  • 企業紹介
  • 担当者が対面で就活の相談、合わせてその学生に合った最適な企業を紹介してもらえるサービス。また、会社選びや自己分析から、ES・面接対策など、入社まで総合的にサポートしてもらえる場合が多い。

  • 逆求人
  • 企業が、学生に選考等のオファー送ってくれるサービス。主にWEBサイトが多い。サービスに、自分の経歴などを登録するだけで、企業側から面談や特別選考の案内が届く。自分の能力を必要としてくれる、まだ知らない企業と出会いやすい。

  • ナビサイト
  • 学生が、様々な企業を探すことができるWEBサイト。多数の企業が掲載されており、業界や職種での検索や、独自の特集記事などから自分に合った企業を見つけられる。またサイト内で1クリックでエントリーできることが多い。

  • 大規模イベント
  • 多数の企業が合同で説明会を行うイベント。企業ごとにブースを出して会社説明をしており、学生は気になるブースで直接話を聞ける。短時間で多数の会社と出会える。主に「合同説明会」や「◯◯EXPO」、「◯◯フェア」などと呼ばれる。

  • マッチングイベント
  • 学生が企業とマッチングできる少人数制のイベント。4-6名程度のグループで人事と対話・グループワークなどを行い、相互理解ができる。少人数制のため、人事との深い繋がりができ、企業からのオファーや、早期内定に繋がる場合もある。


※参照データ:「2020年の労働市場と 人材サービス産業の役割」人材サービス産業の近未来を考える会