アースアイズが、NEDOの「五感AIカメラの開発」プロジェクトの成果を活用し、小売店舗の防犯カメラ録画映像から来店客や店員の行動、属性、商品などを人工知能(AI)技術で高速に検索・分析するサービスを開発した。
検索結果イメージ(左:ヒートマップ例、右:来店客の属性分析結果例)
今回開発したサービスは、店舗の録画データをサーバに送り、サーバ上でAIが検索・分析する仕組となっている。店舗管理者は、サービス画面上で、特定商品の前といったエリアを指定し、商品棚を一定時間見た来店客の属性・人数・滞在時間といった項目を選ぶだけで、それらが数値化されたデータやヒートマップとして表示される。
また、録画映像のうち分析対象が写っていない時間帯だけを自動的に早送りして見ることも可能となっており、既設の防犯カメラ映像が使えるため、センサーなど特別な機器の設置は不要となっている。
同サービスは、同社にて、「AI Search(AIサーチ)」の名称で2019年11月より提供開始予定だという。