LINEは2019年10月8日に、同社が提供するスマートフォン時代のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」(※1)において、NeUと協業し、脳活動の見える化技術を用いた新メニュー「ニューロリサーチ」の提供を開始したことを発表した。
(※1)同社の保有する491万人(2019年8月時点)のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム
「ニューロリサーチ」概要
「ニューロリサーチ」は、調査対象者の脳活動をはじめとした生体信号計測による直感的な反応を数値化することで、言葉での表現が難しいような感覚的な違いや、無意識的な反応の定量化・客観化を行うことができる。
CMやキャンペーン動画を視聴している人の脳血流量の計測(NIRS)やアイトラッキングを活用することにより、「興味関心の有無」「記憶に関わる領域の活性具合」や、「気分・印象」「快/不快」などの感性を可視化。
従来の主観的な調査手法では見えてこなかった潜在的な嗜好を把握することが可能になるため、広告クリエイティブや購買行動、商品企画などモノづくりからマーケティングまで幅広い分野で活用することができるという。