DeNA、”AI×ビッグデータ”を活用する「働き方改革タクシー」を出展

ディー・エヌ・エー(以下DeNA)は、2019年10月15日(火)から18日(金)まで幕張メッセで開催されるCEATEC2019に初出展することを発表した。

DeNAは2015年よりオートモーティブ分野に参入し、「交通システム不全」という社会課題を「インターネット×AI」によって解決し、あらゆる人やモノが、安心・安全に移動できる世界を目指しているという。

今回のCEATECでは、2030年の未来の「まち」で実現が見込まれるエネルギーや交通・インフラなどのモノとサービスが一体化したソリューション・サービスを提案する企画展示「Society 5.0 TOWN」に「働き方改革タクシー/Zero Emission Cycle Vision」というテーマで初出展するとのことだ。

「働き方改革タクシー」とは

2019年4月より働き方改革関連法が順次施行され、「働き方改革」は様々な業界にとって重要な経営課題として認識されているなかで、タクシー業界も例外ではなく、人手不足による様々な課題に対し、DeNAはAIやビッグデータによる「働き方改革タクシー」というソリューションで解決することを提案する。

出展ブースでは、次世代タクシー配車アプリ「MOV」を中心に、交通事故削減支援サービス「DRIVE CHART」、AIを活用する「お客様探索ナビ」、タクシー乗務員の新しい働き方の提案など、タクシービジネス全般に関するプラットフォーマーとしてAIやビッグデータを活用した様々なソリューションを紹介するとしている。

また、「働き方改革タクシー」を持続可能にするためにも、タクシーをEV化し、使用済みのバッテリーを路面発電システム(※)や独立電源街路灯※などに使用することで「コストゼロ充電システム」や「ゼロ・エミッション道路」を生み出し、社会の電動化を加速させる「Zero Emission Cycle Vision」という構想を併せて紹介予定。

同社は、「インターネット×AI」によって、バーチャルなインターネットサービスのみならず、リアルなモビリティーやエネルギーという分野でも最適に運用を行い、社会の電動化を基盤とした新たなまちづくり、新たな生活価値の創造に挑戦していく方針としている。

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