4割の女性が「機会があれば管理職にチャレンジしたい」と回答

エン・ジャパンが運営する、正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、「仕事でのチャレンジ」をテーマにアンケートを実施し、その結果を発表した。

主なトピックスは以下の3つとなる。

4割が「機会があれば管理職にチャレンジしたい」


【図1】機会があれば管理職にチャレンジしたいですか?

「機会があれば管理職にチャレンジしたいですか?」と尋ねたところ、42%が「チャレンジしたい」と回答。年代別に見ると、若い人ほどチャレンジの意欲があることが明らかになったという。

5割が仕事でのチャレンジを諦めた経験あり


【図2】仕事上で、チャレンジしてみたいことがあったにも関わらず、諦めた経験はありますか?

「仕事上で、チャレンジしてみたいことがあったにも関わらず、諦めた経験はありますか?」と質問すると、54%が「ある」と回答。年代別では、年代が上がるほど諦めた経験がある人の割合が高いことが明らかとなった。


【図3】「仕事上でのチャレンジを、諦めた経験がある」と回答した方に伺います。諦めた理由を教えてください。(複数回答可)

諦めた経験がある人に理由を尋ねると、第1位は「自信が持てなかったから」(40%)。 「過去の失敗を思い出し、二の足を踏んでしまった」(35歳) 、「失敗すると周りに迷惑がかかるので一歩踏み出せなかった」(43歳)など、失敗に意識が向いてしまい、行動に移せなかったという声があがった。

第2位は「子育てとの両立は無理だと思ったから」(26%)、第3位は「家事との両立は無理だと思ったから」(21%)となった。 「時間的な問題。朝早く行けない。子供の行事で休まないといけない」(27歳)、 「時間的に、家庭との両立に無理があり、仕事を辞めることになりました」(29歳) など、仕事と子育て・家事の両立を目指すも、物理的な時間の問題に悩む人が多く伺える。

年代別で、10ポイント以上差があったのは「自信が持てなかったから」(20代:45%、30代:40%、40代以上:25%)、「子育てとの両立は無理だと思ったから」(同:5%、24%、20%)、「失敗するのが怖かったから」 (同:30%、19%、11%) 、「上司・同僚からの反対があったから」 (同:10%、19%、5%)となった。

仕事でチャレンジした結果、「知識やスキル習得」「新たな人との出会い」に満足者が多数


【図4】これまで、仕事をする中でチャレンジをした経験はありますか?

「これまで、仕事をする中でチャレンジをした経験はありますか?」と尋ねると、84%が「ある」と回答。


【図5】「チャレンジをした経験がある」と回答した方に伺います。どんなチャレンジをしましたか?(複数回答可)

チャレンジをした取り組みを質問すると、トップ3は「転職」(63%)、「指導係・まとめ役などの役割」(35%)、「新しいプロジェクトへの参加」(24%)となった。


【図7】 「チャレンジをした経験がある」と回答した方に伺います。チャレンジの結果、得られたもの・身についたものはありますか?(複数回答可)

チャレンジしてよかったかを尋ねると、96%が「はい」と回答。チャレンジ経験から得られたものとして、「新しい知識・スキル」(72%)、「新しい人との出会い」(54%)、「自信」(36%)、「コミュニケーション力」(36%)が上位となった。

今後も仕事でチャレンジをしたいか質問したところ、92%が「はい」と回答。「新しいことへのチャレンジは負担になることもあるけれど、それ以上のやりがいに繋がることもあると学べたから」(26歳)、「仕事でプロジェクトの責任者を任されました。大変なことやトラブルがありましたが、乗り越えた後の達成感が、自分の実力、力量になっていることに気づきました」(30歳)など、仕事でのチャレンジを、プラスの経験と捉える意見が多く見られた。


【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンウィメンズワーク』を利用するユーザー
■有効回答数:女性312名
■調査期間:2019年8月20日~9月16日

<参照元>
女性300名に聞く「仕事でのチャレンジ」意識調査
エン・ジャパン

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