星野リゾート、「歯ブラシを捨てない仕組み」国内30の宿泊施設に導入

星野リゾートは、「星のや軽井沢」から開始した歯ブラシのリサイクルの仕組みを、2019年10月1日をもって、同社が運営する国内30の宿泊施設へ導入したことを発表した。

年間100万本以上も廃棄されている使用済み歯ブラシを回収し、再資源化することで、プラスチック製品への再利用を推進するという。

回収後の再利用工程については、昭和刷子とJTB商事が協力し、法令に従ったリサイクルを行っていくために行政との調整を含めた高いハードル、施設での確実な分別などリサイクルに伴ってコストも生じるが、昭和刷子・JTB商事、両社との長年の取り組みを規模拡大することで、社会的な役割を果たしていくとしている。

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今後、歯ブラシの取り組みに続いて、「星のや」で利用している基礎化粧品パッケージに「LIMEX」素材を採用し、同時に回収・再資源化する取り組みを今秋よりスタートし、プラスチックごみ削減に向けた活動を他のホテル利用品にも広げていく予定だとしている。

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