エムティーアイ CLIMB Factory スポーツITカンパニーは、10月1日(火)より、フィジカルデータからトレーニングカルテを作成するシステム『CLIMB TR(クライム ティーアール)』の提供を本格的に開始したことを発表した。
『CLIMB TR』は、スポーツジムや治療院などの施設向けサービスで、問診内容や姿勢・動作の記録、トレーニングメニューの作成・共有など、運動指導に必要な機能をひとつにし、ICTで支援するもの。
利用者のフィジカルデータを画像や動画で可視化し、身体の状態を分析することで個人に合わせた“トレーニングカルテ”を作成するなど、より一人ひとりにとって効率的なトレーニングのサポートを実現。
また、デジタルツールで記録や評価、分析を行うことで、利用者のデータを複数のトレーナー間で共有することが可能となり、利用者が安心して通える環境を支えるという。
CLIMB TRの主な機能は以下の通り。
- トレーニングの目的や生活・運動習慣など、主観的なデータの記録
- 動画や写真による姿勢や動きの記録、過去データとの比較
- 実施したエクササイズのセット数/ウェイト/コメントなどの達成度の記録
- 身体の状態の分析・評価の記録
- コンディショニングメニューの作成、登録
- エクササイズ動画や予約管理システムの提供(別途料金発生)
今後、トレーナーと施設利用者が互いに身体の状況を把握しながら、より個人にマッチした効率的なトレーニングをサポートし、2019年内に250施設への導入を目指すとしている。