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エイチームフィナジーは、20歳以上で月1回以上キャッシュレス決済を利用している男女331名に「キャッシュレス決済に関する意識調査」を行い、2019年9月25日にその結果を発表した。
主なトピックは以下の4つ。
- 日常でキャッシュレス決済を意識している人は78.5%
- 月々のキャッシュレス決済支払額は5万円未満が半数以上。普段利用しているキャッシュレス決済手段で1番多いのはクレジットカードで、その使用率は92.1%
- キャッシュレス決済で一番重視する点は「ポイント」に関することが約6割
「キャッシュレス決済」を日常的意識している人は78.5%
今回、日常で「キャッシュレス決済をどれくらい意識していますか?」の問いに対して、「利用先や利用機会に応じて使い分けながら利用している」が58.9%、「使い分けまではしていないが可能な限りキャッシュレス決済するようにしている」が19.6%と全体の8割近くが意識をしていることがわかった。一方で意識していない人は21.5%と5人に1人程度となっている。
また、個人の貯蓄額が500万円以上ある人は世代別で、30代で26%、40代で27.4%、50代で38.4%との結果になり、30・40代ではあまり差がなく、50代では老後に向け増加した。
キャッシュレス決済の利用額は半数以上が5万円未満
続いて、「月々のキャッシュレス決済支払額はいくらですか」と質問したところ、「1万円未満」が31.1%、「1万円~5万円未満」が27.5%、と半数以上は利用額が5万円未満ということがわかった。
キャッシュレス決済手段はクレジットカードが最多
「月に1回以上使うクレジットカードは何枚ありますか」という質問では、1枚以上との回答94.6%となり、ほとんどの人がクレジットカードを所持し毎月利用していることが伺えた。所持枚数で多かったのが2枚までで全体の約7割を占めている。
「普段行っているキャッシュレス決済手段を教えてください」の問いでは、セット利用で多いのが「クレジットカードと電子マネー」44.1%で、約半数近くを占めている。
その中でクレジットカードだけを見た場合、「クレジットカードのみ」21.8%をはじめ、「クレジットカードと電子マネー」44.1%、「クレジットカード・電子マネー・QR/バーコード決済を全て使っている」19.9%、「クレジットカードとQR/バーコード決済」6.3%と、計92.1%にもなる。
次いで多いのが電子マネーだが、少額決済での利用が多いことから、電子マネーのみは3.9%となっており、クレジットカードと何かを組み合わせて利用されていることがほとんどのようだ。
クレジットカードに次いで決済利用が多い電子マネーについて、「どの電子マネーを使っていますか」の問いでは、「交通系(Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa等)」の回答が63.9%と圧倒的だった。次いで、「楽天Edy」45.5%、「nanaco」43.8%とコンビニで利用しやすく、クレジットカードとの連携などでポイントがたまりやすいカードが上位にあがってきているようだ。
「どのQR/バーコード決済を使っていますか」については、TVCM等で大々的にポイント還元などのキャンペーンを打ち出している「PayPay」が72.7%と圧倒的に多く、2位の「LINE Pay」を倍近く引き離している。
ランキング上位にあるものを見てみると、知名度もさることながら、ポイントのキャッシュバック率や、ポイントの貯めやすさ・使いやすさなど「ポイント」に関することが利用者をひきつける要素となっているようだ。
30代ビジネスパーソンの4割以上が不動産投資に興味あり
「キャッシュレス決済で何を一番重視していますか」については、「使える場所の多さ」28.7%と利便性を求める声が2位にきているものの、「ポイント還元率」43.5%、「ポイントの使い道」14.8%と、Q6の結果に引き続き、半数以上を占めているのは「ポイント」に関することとなっている。
「メインで使うキャッシュレス決済のポイント還元率を把握していますか」の問いでは、「なんとなく分かっている」54.1%、「完璧に把握している」19.9%と、ポイント還元率を意識して利用している人が全体の74%もいることが見受けられた。「キャッシュレス社会の推進」に向けて、キーとなってくるのは「ポイント」ということがわかる結果となっている。
※調査概要
■調査方法:インターネットによる調査、調査対象:20歳以上で月1回以上キャッシュレス決済を利用している男女
■調査期間:2019年9月3日~5日
■調査エリア:全国、サンプル数:331名
<参照元>
「消費税率引き上げ間近!日常でキャッシュレス決済を意識している人は約8割「キャッシュレス決済に関する意識調査」を実施!」
エイチーム