デジタルアドバンテージは、スマートフォンのGPS情報から、現在地周辺の店舗を自動的にリストアップし、各店舗が対応しているキャッシュレス決済種別、ポイントサービス種別を表示するとともに、QRコード決済などスマートフォンアプリの起動が必要な決済手順については、表示されたボタンから簡単に決済アプリを起動できるようにした「ココドレ?」サービスを本日公開した。

AndroidとiOS対応のネイティブアプリ版、Webブラウザ対応版があり、このうちAndroid版とWeb版は本日リリース、iOS版は現在開発中で、近日リリースを予定。

「ココドレ?」は、「『ココ』で使えるのは、『ドレ?』」を省略したもの。

2019年10月からの消費税増税とともに、国の負担で開始されるキャッシュレス・ポイント還元事業により、消費者のキャッシュレス決済利用は急激に増加するものと見込まれているが、キャッシュレス決済には多数の種類があり、実際の決済では、ユーザーが保有する決済手段と各決済手段の現在の状況(チャージ残高など)、店舗が対応するキャッシュレス決済種別などを照らし合わせて、自身に最適な決済方法を選択しなければならない。

「ココドレ?」の目的は、店舗が対応する決済種別を事前に手軽にチェックし、レジでの決済をスムースかつ手軽にすることだという。

「ココドレ?」の主な機能は以下の通りとなる。

  • 自身で選択しなくても、現在地周辺の店舗をスマートフォンの位置情報から自動的にリストアップ(ここでリストアップされるのは、同社が別途運営しているチェーン店検索アプリ「ロケスマ」に収録している店舗。ロケスマが対応していない、個人経営の店舗などは表示されない)。
  • 対象店舗が対応しているキャッシュレス決済方法がひと目で分かる。
  • PayPayやLINE Payなど、スマートフォンアプリで決済するものについては、表示されたボタンをタップすることで、対応アプリのストア画面が表示され、ここからインストール済みの対象アプリを起動可能。
  • 右上の「周辺マップ」ボタンをタップすることで、現在地周辺の店舗マップを表示できる。
  • チェーン名をタップすることで、そのチェーンの周辺マップを表示可能。
  • チェーンブランドの直下に表示されている店舗名のリンクから、運営元ホームページの当該店舗の詳細情報ページを表示できる。
  • 「ココドレ?」に表示される対応キャッシュレス決済情報がまだ「調査中」の場合、あるいは「ココドレ?」の表示に間違いがある場合は、「情報の修正を提案」などのリンクから、対応状況をユーザーが報告できる。報告された情報は開発チームに共有され、調査を経て「ココドレ?」に反映される。