転職回数から見る社員の離職要因と愛着心・思い入れに関する分析レポート

マーケティングリサーチ会社のアスマークが、同社が運営する「D style web」のアンケートモニター会員1万1,888人(※1)に対して、当社が開発したES調査(ASQ)と同内容のアンケートを2019年3月14日~2019年5月7日の期間で実施し、離職意向とエンゲージメント(愛着心・思い入れ)に関する分析レポートを公開した。

(※1)会社経営・役員、フリーランス・自営業、パート・アルバイト、無職の方を除く全国15歳以上の男女

主な調査結果は以下の通り。

エンゲージメントの総合結果

Q.あなたは、今の職場で働くことに満足していますか。(SA)
Q.あなたは、この職場で働き続けたいと思っていますか。(SA)


全体の満足度と離職意向
※”エンゲージメント”を図る指標として満足度と離職意向を採用

転職回数は3回までがボーダーライン

模範型社員は、転職回数3回までに多くみられ、4回以上になると急減し、受け身社員が多くなるという結果となった。


転職回数別社員タイプ

40歳前半が満足度の分岐点となり、転職回数が多い程低くなる

年齢と転職回数別にみる満足度は以下の通り。40歳にかけて一時的に下がるものの、45歳以降は上昇し、転職回数が多くなるほど満足度は低くなるという結果となった。


年齢と転職回数別にみる満足度

離職意向は40歳前半が分岐点となり、転職回数が多い程高くなる

転職意向については、40歳にかけて一時的に上がるものの、45歳以降は再度低くなるという結果となった。
また、転職回数が多くなるほど離職意向が高くなることから、不満があって転職を繰り返している人は、転職の度に条件が悪くなっているものと言えるだろう。


年齢と転職回数別にみる離職意向

(※)調査概要
同社のES調査サービスASQの計83問
※ベンチマークデータの分析レポートを一部公開。

<参照元>
1万人データから探る、社員の離職要因とエンゲージメント(愛着心・思い入れ)に関する分析レポート第三弾【転職回数別編】
アスマーク

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