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花王は、20~50代のスマートフォン利用者800名を対象に、2019年8月23日から8月26日の期間、「スマートフォンの利用実態調査」を実施、2019年9月12日にその結果を発表した。
主なトピックは4つ。
- スマートフォンを1日「4時間以上」使うという長時間利用者は3割もいることが判明し、20代女性においては、その傾向がより顕著で55%に達する。
- スマートフォンの利用タイミングは「自宅でくつろいでいる時」が多数。「就寝前」の利用も半数以上で在宅時の利用が多い。1日「4時間以上」の長時間利用者は約7割が「就寝前」まで利用。
- スマートフォンの用途は、「メールの送受信」、「LINEなどのメッセージアプリ」、「ニュース閲覧」が上位に。「ゲーム」、「動画視聴」等は、1日「4時間以上」の長時間利用者ほど高い数値に。
- 1日「4時間以上」の長時間利用者の約75%が就寝前もスマートフォンを「30分以上」利用。「動画を見ていたら朝になっていた」、「朝までゲームやマンガに熱中」など、ついついスマホをしてしまったという声も。
スマホを1日「4時間以上」使う長時間利用者は3割も
1日あたりのスマートフォンの利用時間について聞いてみると、最も多いのは「2~3時間程度」(38.0%)となり、「4時間以上」と答えた人が約3割(28.9%)いることがわかった。
また、性別・年齢別で見ると、20代女性では、「4時間以上」の利用が55%と、全体数値より20ポイント以上高い数値となり、「10時間以上」でも10.0%がスマートフォンを利用しており、20代女性がスマートフォンの利用時間が長いことがわかった。
男女ともに、20代、30代ほど1日「4時間利用」の割合が高くなっており、若い人の方が長時間利用の傾向にあるようだ。
スマホの利用タイミングは多数が「自宅でくつろいでいる時」
では、実際に「スマートフォンを利用するタイミング」について聞いてみると、「自宅でくつろいでいる時」が83.4%でもっとも多く、次いで、「就寝前」が50.1%。スマートフォンは在宅時の利用も多いようだ。
また、前述した利用時間との傾向を見ると、1日「4時間以上」利用者は、「就寝前」の利用が高くなることがわかりました。「4時間未満」の利用者と比べ、約30ポイント数値に差が開き、長時間利用者ほど「就寝前」まで利用することが多いようだ。
スマホの用途は「メールの送受信」など
スマートフォンをどのような用途で利用しているか聞いたところ、「メールの閲覧・送信」(76.6%)、「LINE などのメッセージアプリの利用」(66.3%)が多くの数値を集めた。
また、1日におけるスマートフォンの利用時間別に見ると、4時間以上の長時間利用者ほど、「ゲーム」(4時間未満26.1%、4時間以上49.1%)、「動画視聴」(4時間未満31.4%、4時間以上56.1%)の項目において、4時間未満の利用者と20ポイント以上の大きな数値の開きが見られ、長時間利用者ほど、「ゲーム」や「動画視聴」を行っている傾向が浮き彫りになった。
長時間利用者の約5%が就寝前もスマホを「30分以上」利用
「就寝前のスマートフォンの利用時間」では、1日「4時間以上」の長時間利用者の75.7%が「30分以上」就寝前までスマートフォンを利用していることがわかった。また、スマートフォンを使いすぎてしまったと感じた時のエピソードを自由回答で聞いてみると、「ゲーム」や「動画視聴」、「マンガ」などで、就寝時に“ついついスマホ”をしてしまったエピソードが多く見られた。
※調査概要
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:800名 ※国内に居住している20~50代の男女/スマートフォン利用者
・調査期間:8月23日(金)~8月26日(月)
<参照元>
「花王、「スマートフォンの利用実態調査」結果を発表」花王