アドビ、改めてグローバルでの男女同一賃金を明言

米国カリフォルニア州サンノゼ発:Adobe(Nasdaq:ADBE)が、機会均等の取り組みに関する調査結果の公表と、グローバル全体での男女同一賃金を改めて明言し、職場でのインクルージョンやジェンダー、人種や民族を問わない雇用均等維持へのコミットメントに対する新たなマイルストーンを発表した。

同社は今年に、機会均等という新たな取り組みを実施し、各人口グループの昇格の公平性について調査することを宣言しており、その第一弾として、当会計年度現在までの女性の昇格率が13.6%、男性の昇格率が13.9%であることを発表した。

また、米国の白人昇格率は13.5%、白人以外の昇格率は13.2%と、どちらの昇格率の差も統計上では0.3%となった。

同社のグローバル全体の昇格率は13.8%で、業界水準と比較すると10%上回っているという(Aon/Radford調べ)。

また、従業員の賃金平等を示す重要な指標として、同社はグローバルでの男女同一賃金を改めて明言。

さらに、同一賃金に向けた取り組みにおける中心的要素として、職務と勤務地が同じ従業員の賃金を分析し、その結果に基づき従業員の賃金に対して若干の調整行った。

今年行われたこの世界的な賃金調整によって、2%以下の従業員が影響を受け、人件費への影響は0.05%以下となったという。

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