クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する15歳~69歳の男女を対象に「eスポーツに関する調査(2019年版)」を実施し、その結果を2019年9月12日に発表した。
主なトピックは3つになる。
- 8.2%が「オンライン対戦ゲームはスポーツだと思う」と回答
- 「eスポーツをスポーツだと思わない人」の割合は80.4%
- eスポーツの認知および大会経験者は合計で8割
8.2%が「オンライン対戦ゲームはスポーツだと思う」と回答
対象者に「さまざまな運動やレクリエーションのなかからスポーツだと思うもの」を回答してもらうと、サッカーや野球、水泳などが上位になるなか、オンライン対戦ゲームは8.2%となった。体を大きく動かす要素の低いものは下位になり、スポーツだと思わない人が多い傾向がみられたという。
「eスポーツをスポーツだと思わない人」の割合は80.4%
次に「eスポーツをスポーツだと思うか」と尋ねたところ、「とてもそう思う」「わりとそう思う」の合計が19.6%となり、eスポーツをスポーツだと思わない人が80.4%で大多数を占めた。年代別にみると若年層は高齢層よりも「スポーツだと思う」割合が高いが、それでも「スポーツだと思わない」割合は上回らなかった。
eスポーツの認知および大会経験者は合計で8割
eスポーツの認知度では「見聞きしたことはない」とeスポーツを知らない人が19.7%で、名称のみの認知者や内容認知者、大会参加経験者は合計で8割となった。
eスポーツの今後の浸透・普及については「浸透・普及していくと思う」が48.0%、「浸透・普及していくとは思わない」が52.0%と約半数ずつの結果となった。同社は、ゲームを取り巻く環境や市場、人々の意識の変化などによって動向が変わっていくことも考えられるとしている。
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 15~69歳の男女
調査期間 : 2019年6月11日(火)~6月12日(水)
有効回答数 : 1,200サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合あり
<参照元>
「eスポーツの認知度やスポーツとしての意識などを調査」
クロス・マーケティング