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2019年9月10日、クレジットカードマイスターが「スマホ決済サービスの利用動向に関するネットアンケート」の結果を公開した。有効回答数は500名。
結果のサマリーは以下のとおり。
- 回答者は、20代~40代で全体の95%を占めた
- 「スマホ決済サービス利用経験あり」と回答したのは、約8割
- 使ったことがない理由3TOPは「種類が多すぎてよくわからない」、「店舗によって使えるものが異なるので面倒」、「セキュリティ面で不安」。合計で7割を占める
- 「現在もよく使う」と回答された4強は、「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「d払い」
- スマホ決済サービスを選ぶ決め手は、「還元率」と「使える店舗数」。次いで「支払いのスムーズさ」
- キャンペーンは「気付いたら使う」「あまり気にしない」が、合計で7割以上
アンケート回答者の性別・年代割合
本アンケートの回答者は30代、20代、40代の順に多かった。これらの年代が回答者の約95%を占めている。
(なお、数字はアンケート回答者の割合であり、スマホ決済サービス利用者の年代割合との相関性はない。)
スマホ決済サービスを使ったことがある割合
アンケートの結果、「使ったことがない」と答えたのは約2割だった。
約8割の人が「一度は使ったことがある」と回答している。
スマホ決済サービスを使わない理由
使ったことがない人に理由をたずねると、「種類が多すぎてよくわからない」(28.8%)、「店舗によって使えるものが異なるので面倒」(21.1%)、「セキュリティ面で不安」(22.3%)の3つが多かった。合計で、全体の7割以上を占めている。
同社では「やはりサービスの種類が多いことによる混乱、店舗によって使い分ける手間を感じるために、スマホ決済サービスを利用しない人が一定割合いた」、との評価をしめしている。
なお、「キャッシュレスに反対だから」の回答は3.5%、「スマホを所有していないから」の回答は0%だった。
スマホ決済サービスの4強
アンケートでは、「各スマホ決済サービスの利用経験」をたずねた。
結果「現在もよく使う」と回答されたのは、「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「d払い」の4強となっている。
もっとも多かったのはPayPay。ほぼ同数だったのがLINE Pay。以下、楽天ペイ、d払い、メルペイの順に利用経験者が多い結果となった。
利用経験率はPayPayでも39.2%。同社では、まだ一強はおらず群雄割拠の状況とみている。
スマホ決済サービスを選ぶ上で重視すること
アンケートの結果によると、スマホ決済サービスを選ぶ決め手は「還元率」と「使える店舗数」との回答が多かった。次いで「支払いのスムーズさ」。
ポイントやキャッシュバックなど、還元率の高さが重視されているのがわかる。それにつづくのが「使える店舗の多さ」という結果となった。
還元キャンペーンへの反応
「還元キャンペーンの積極利用」についての質問も行われた。
その結果、キャンペーンは「気付いたら使う」(32.6%)、「あまり気にしない」(39.0%)が合計で7割以上を占めた。
常にお得なキャンペーンを調べて複数のスマホ決済サービスを使い分ける人は16.6%と小数派。
「キャンペーンはケースバイケースで使う」という距離感の人が大半で、「今、どこのお店でどのサービスがお得なのか?全く付いていけない」といった主旨のコメントもみられたという。
※調査概要
調査タイトル :”スマホ決済サービス”に関する利用動向調査
調査方法:クラウドソーシングサービスで回答を募集
調査対象 :クラウドソーシングサービスに登録している会員
有効回答数:男女500名 男性161名/女性339名
調査時期 :2019年8月27日~2019年8月29日
<出典元>
スマホ決済、どれ使う?500人に聞いてわかった各種サービスの利用率と選ぶ基準
クレジットカードマイスター