ヤマト運輸は、宅急便の発送手続きをスマートフォン（スマホ）で完結できる新サービスを、9月3日から、全国のヤマト運輸直営店約4,000か所で開始したことを発表した。
また、9月9日から、全国のセブン-イレブン約21,000店、ファミリーマート約16,500店でも、同サービスの利用を開始。住所を知らなくてもLINEの友だち宛に安心・スマートに宅急便を送れるサービスを提供開始するという。
サービス概要
- サービス利用の流れ
- 対象のサービス
- サービス開始日
- 対象の店舗数
- 店舗での利用方法
宅急便（発払い／着払い）もしくは宅急便コンパクト（発払い）
2019年9月9日（月）
全国のセブン-イレブン（約21,000店）、ファミリーマート（約16,500店）
※一部、宅急便の取り扱いのない店舗があり
- セブン-イレブンでの利用方法
- ファミリーマートでの利用方法
荷物とスマホを持ち、店舗へ。
レジで店舗スタッフが発行済みのバーコードをスキャン。
配送用紙と専用袋を受け取る。荷物に貼り付けた専用袋に配送用紙を入れ、店舗スタッフに荷物を引き渡し、発送手続き完了。
荷物とスマホを持ち、店舗へ。
「Famiポート」のメニューから、「配送サービス」選択。
「Famiポート」で、発行済みの2次元コードをスキャン。発行される「Famiポート申込書」と荷物を持ってレジへ。
店舗スタッフに「Famiポート申込書」を渡す。配送用紙と専用袋を受け取る。荷物に貼り付けた専用袋に配送用紙を入れ、店舗スタッフに荷物を引き渡し、発送手続き完了。
ユーザーメリットは以下のとおり。
- 送り状の手書きが不要
- 豊富なオンライン決済
- 最大150円引き（10月1日から160円引き）
- 住所を知らない相手にも宅急便が送れる
- 匿名配送が利用できる
スマホで、クロネコメンバーズのアドレス帳などを使って、届け先住所をはじめとする必要情報を入力するだけで、簡単に宅急便を利用可能。
ApplePayやクロネコペイ、キャリア決済（ドコモ払い、auかんたん決済／auWALLET）といった多様な決済手段が利用可能。事前に運賃の支払いが済むので、発送時には支払いの手間がかからずスムーズになる。
クロネコメンバーズのユーザーがコンビニエンスストアから当サービスを利用して宅急便を送ると、デジタル割などが適用され1個あたり150円の割引きで利用できる。（クロネコメンバーズに登録のないユーザーは100円引きとなる。）
クロネコメンバーズのユーザーは、LINEの友だちリストから届け先を選択することができる。LINEで繋がっていれば、住所を知らなくても宅急便を送ることが可能。
また、フリマサイトなどで利用できる「匿名配送サービス」が、LINEの友だちにも利用可能。
なお、2019年9月9日から12月31日までは無料で利用できるという。
同社は、今後も同サービスの拡充を進め、ユーザーがよりスマートに宅急便を利用できるよう、サービスの向上に努めていくとしている。