Showcase Gigは、スマートフォンによるテーブルオーダー®「SelfU(セルフ)」の本格提供を開始したことを発表した。
SelfUは、顧客のスマートフォンによるモバイルオーダーですべての注文を完結させ、店舗側がホール業務の削減による省人化を図り、他の業務に集中できるようにすることで店舗運営の合理化を図るという。
すでに、首都圏の焼肉・居酒屋チェーン等にて導入を開始しているとのことだ。
「SelfU(セルフ)」については以下の通り。
- ホールスタッフの工数削減
- 専用タブレットにかかるコストの削減
- インバウンド対応
- オーダーミスの削減
- 従来のスタッフの時間を顧客へのサービス向上に転換
平均値として、導入前と比較して約40%減※のホールスタッフ数で店舗運営が出来るようになるという。
※当社によるテスト導入後の検証結果を集計。
ユーザーのスマートフォンが注文端末となることで、テーブル上の注文専用タブレットの購入費や、電池交換のコストがかからない。
多言語(日本語・英語・中国語)に対応しているため、外国語が話せるスタッフの常駐や外国語のメニューブック等の用意をせず、今後増加する訪日外国人のお客がストレスなく店舗を利用できる。
ホールスタッフによる「打ち込み漏れ」や「打ち間違え」などで発生しがちなフードロスやクレームが、SelfUの導入により、お客が自ら注文し、また注文履歴をお客自身でリアルタイムに確認できるため、オーダーミスを削減可能。
SelfUの導入により、オーダー業務がなくなったことで、最適な人員配置が可能に。ホールスタッフは空いた時間でおすすめの商品の説明や、お客との対話に余裕をもって取り組めるなど、お客満足度向上と顧客単価アップに繋がっているとの声も挙がっているという。※同社によるテスト導入後のヒアリングより
今後は、お客自身がスマートフォン上で会計を完結できる決済機能や、店舗ごとのポイント付与などを可能にするリワード機能、お客に対して趣味嗜好に基づいたパーソナライゼーションを提供する機能の拡充を予定しており、店舗をこれまでより一層身近なものとして感じられるような顧客体験の創出も実現していくとしている。