プルーヴは、世界30ヵ国50都市の海外店頭情報配信サービス「ProSeed」を2019年8月29日より提供開始した。
同サービスは、世界30ヵ国50都市にわたる店頭情報をタイムリーに閲覧できるサービス。調査対象国・都市の基本情報・店舗概要・対象商材の店頭情報(価格・仕様・陳列位置・競合商材の情報など)を取得し、さまざまな国の現地語から日本語に翻訳したうえで、写真付きでレポートを納品するとしている。
同社によると、日本の人口は減少の一途を辿り、2025年以降には1.2億人を下回ることが見込まれ、人口減少に伴い日本経済は徐々に縮小していくことが予測されるという。
その一方で、世界全体の人口は増え続け、2030年までの世界経済は中国や東南アジアを中心とした新興国主導で成長トレンドが続く見込みに。2025年以降、これまでの経済的豊かさを維持していくには、企業の海外展開は不可欠になっていくとのことだ。
しかしながら、海外事業を検討するうえでは、現地の情報を正しく理解するための調査が必要不可欠である一方で、調査には膨大な手間とコストがかかるため、実行できるのは一部の大企業のみに限られてきたという。
同社は、そのような背景から、企業の規模を問わず海外展開の第一歩を気軽に低価格で踏み出す方法が必要であると考え、海外展開時に必須となる店頭情報が取得できる新サービス「ProSeed」の開発に至ったとのことだ。