キャッシュレス決済、個人店は35.2%が導入済み「キャッシュレス意識調査」

TAG:

MMD研究所は実店舗をもつ28歳~69歳の自営業者のうち、決済手段に関する決定権がある500名を対象として「2019年7月 消費者/個人店経営者から見るキャッシュレス意識調査 第2弾~個人店編~」を実施。その結果を公開した。

主な調査トピックは以下のとおりとなる。

キャッシュレス決済導入済の個人店は35.2%。導入済のキャッシュレス決済で多いのは「クレジットカード」(29.0%)、「QRコード決済」(15.6%)

調査対象の個人店に対して、キャッシュレス決済導入状況を聞いたところ、導入済は全体の35.2%だった。なかでも導入が多いのは「クレジットカード、デビットカード」(29.0%)、「QRコード決済」(15.6%)という順となった。

キャッシュレス決済導入有無でイメージが異なるのは「お客さんからの要望の多さ」、「決済手数料の高さ」

キャッシュレス決済導入店(n=176)・未導入店(n=324)に各キャッシュレス決済のイメージを複数回答にて聞いたところ、まずクレジットカード・デビットカードに関し両者の間で最も差があったのは「お客さんからの要望の多そう」。

キャッシュレス決済の未導入店と比べ、導入店は20.4%も高い結果となった。QRコード決済では「決済手数料が高そう」と回答した割合に関して、未導入店の方が導入店より17.3%高くなっている。

キャッシュレス決済導入で期待すること、導入店では「新規客が増えること」、キャッシュレス決済未導入店は「決済端末などの手数料や管理費が負担にならないこと」

キャッシュレス決済導入店(n=176)・未導入店(n=324)に、キャッシュレス決済の導入で何を期待しているか聞いたところ(複数回答可)、導入店はクレジットカード・デビットカード・QRコード決済いずれも「新規客が増えること」との回答が最も多かった。

未導入店では、クレジットカード・デビットカード・QRコード決済いずれも「決済端末などの手数料・管理費が負担にならないこと」との回答が最も多かった。

キャッシュレス決済を導入しない理由で多いのは「現金で十分、現金が一番」「決済手数料が気になる」

キャッシュレス決済未導入店(n=324)に対し、導入しない理由を自由回答で聞いたところ、特に多かったのは「現金で十分、現金が一番」「決済手数料が気になる」といったような声だった。

以下、回答の一部を抜粋して紹介する。


※調査概要
「2019年7月 消費者/個人店経営者から見るキャッシュレス意識調査 第2弾~個人店編~」
調査期間:2019年6月26日~6月30日
有効回答:500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:28歳~69歳の自営業(飲食、小売り、サービス業等の個人店)で実店舗があり、決済手段に関する決定権を持つ人
設問数:23問

<出典元>
キャッシュレス決済を導入している個人店は35.2%、キャッシュレス決済を導入しない理由「現金で十分、現金が一番」「決済手数料が気になる」
MMD研究所

モバイルバージョンを終了