ANAホールディングス(以下「ANAHD」)と五島市は、自律制御システム研究所(以下「ACSL」)と、NTTドコモ(以下「ドコモ」)、プロダクションナップ(以下「NAP」)と協力し、長崎県五島市における有人島間にドローンを用いた物流網を構築し、二次離島地域住民の生活利便性を向上することを目指したドローンによる物流の実証実験を、今年度内に合計20日間行うことを発表した。
五島市は11の有人島と52の無人島からなる地方自治体で、この11の有人島間の物流の将来にドローン物流の実運用を目指し、さらには雇用の創出を目指す事業を平成30年度から実施しているという。
本事業においては、五島市無人物流協議会(仮称)を設立し、発注から受け取りまでの仕組みの検討及び検証、ならびに市内でドローン物流オペレーションを担う人材を育成し、将来的な市内離島部でのドローン物流の実用化を目指していくとしている。