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ヤマハ、グレン・グールドらしい表現でピアノ演奏するAIシステムを開発

ヤマハは、AIと人間の共創の可能性を追求することを目的としたプロジェクト「Dear Glenn」において、伝説的ピアニストである故グレン・グールド(※1)らしい音楽表現でピアノ演奏でき、さらに人間と協調して合奏できる世界初のAIシステムを開発した。

※1:カナダ生まれのピアニスト(1932-1982年)。早くから電子メディアによる録音に傾倒。新しいテクノロジーに可能性を見出し、奏者と聴衆の新しい関係性に着目した。

ヤマハは今回の取り組みを通じて、現代のテクノロジーであるAIと人間が互いに刺激し合い、共創する新しい音楽表現のあり方を提示していくという。

「Dear Glenn」のAIシステム概要

  • 伝説的ピアニストグレン・グールドの演奏を再現

今回のAIシステムは、任意の楽曲の楽譜さえあればすぐにグレン・グールドらしい音楽表現でピアノ演奏をしてくれる。

AIの再現手法の開発にあたっては、グレン・グールド・ファウンデーションの協力で100時間を超える演奏音源を解析。データをもとに深層学習技術を採用した。

また録音データだけではなく、グレン・グールドの演奏方法を熟知したピアニストたちの演奏もAIに学習させることでかつてない再現度を実現している。

  • 世界初の人間との協奏AI

Dear GlennプロジェクトのAIシステムは音楽をグレン・グールドらしい手法で演奏するだけではなく、人間と協調して合奏することもできる。

AIは共演者の演奏をカメラやマイクで瞬時に解析し、先読みしながら演奏する。

自動演奏を単に行うのではなく、グレン・グールドのタッチを感じながら刺激しあい、息のあった合奏を楽しめる“共創型”システムとなった。

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