ベルシステム24vvベルシステム24が、従来採用を見送っていた人材を確保し、就業支援を行うことで即戦力化する就業支援施設「SUDAchi(すだち)」を、2019年8月5日に札幌にて新規開設したことを発表した。

「SUDAchi(すだち)」概要

「SUDAchi(すだち)」とは、2018年10月、スキル不足により採用を見送っていた人材を確保し、で即戦力化することを目的として、池袋にて開設された就業支援施設。

同施設に通う就業準備者は、準備期間中においても給与の支払い対象となっており、コンタクトセンター業務に必要な、コミュニケーションやタイピングといったスキル等の習得に取組む。

また、教育を担当する「SUDAchi」のトレーナーとの密なコミュニケーションにより、就業前に業務内容や企業文化を理解することでき、スムーズな就業開始を可能とするとともに、通常の採用者よりも高い定着率を示しているという。

北海道エリアにおいては、従来の「PC操作」「敬語の使い方」といったコンタクトセンターで働くために必要なスキルのトレーニングに加え、実際に配属された業務においてミスマッチが発生した場合に、再度SUDAchiで再教育を行い、他の業務への再配属を可能にするといった新たな仕組みを追加し、長期に亘り継続的に勤務できる環境創りを強化。

業務とのミスマッチが発生した際には、トレーニング時に信頼を構築したトレーナーによるヒアリングを実施し、コミュニケーターのメンタルフォローと異動の斡旋に加え、ミスマッチの要因を聴取・蓄積し、当該センターへの情報提供を行うことにより業務環境の改善等も同時に実現するとのこと。

同社では、3万人を超える多様な人材が、楽しく、安心して、長期にわたり働くことができる、人にやさしい職場(コミュニティー)を創出するべく、今回の「SUDAchi」の新規拠点展開をはじめとして、多様な人材の働き方を支援する事業環境の整備に、取り組んでいくという。