スパイスボックスが、企業の人事部門向けにサービスを展開する採用コミュニケーション事業部で、SNS やソーシャルメディアを通じて、認知、好意形成を⾏う エンゲージメント・コミュニケーションを起点として「学生の注目企業2019」を調査した。

同調査では、学生の採用市場に焦点をあて、大学生が就職活動で主に活用するメディアを集計し、アクセス上位9つのメディアを特定。

その9メディアにおいて企業が発信した情報やコンテンツがどれだけSNSで注目、話題化されているのかを定量的な「エンゲージメント量」として表した。

SNSのデータから、大学生が日常的に得られる興味、関心を「エンゲージメント量」で可視化し、調査の集計から得られた学生の注目企業20社は以下の通り。

5,000以上のエンゲージメントがある企業20社のうち半数近くが2000年以降に創業した企業であり、XTechやミラティブは、創業5年以内の企業で学生含む生活者への情報発信が少ないにも関わらず、多くのエンゲージメントを獲得している。

メガベンチャーや外資系企業が多く見られるが、日系企業も高いエンゲージメント量があり、該当企業はwebメディアやSNSでの情報発信を積極的に行っている傾向が見られたという。

(※)EGM量(エンゲージメント量)
「いいね!」やシェア、コメント、リツイートなどFacebookとTwitterでの総アクション数に加え、対象コンテンツについて取り上げた記事に対するSNS上における口コミなどの総数。数が多いほど、“話題になっている”と言える。


※調査概要
・対象期間:2018年6月10日~2019年6月9日
・調査設計:以下の設計にて集計
・主に就職活動を開始する大学3年生(n=50名)を対象に「就職活動において企業の情報取集をする際に見るメディア、企業のニュースを知る為に見ているメディア」をwebアンケートにて調査。
・アンケート結果を元に、アクセス上位9つのメディアを調査対象メディアとして特定。
・調査対象メディアに掲載されている、「企業名が入っているコンテンツ」や、「その企業に属している社員が取り上げられているコンテンツ」がSNSでどれだけ、エンゲージメントされているかを定量的に集計し、企業単位で合算。


また、各社イベントのお知らせや告知、企業名が掲載されていても企業に属していない人物(フリーランス、ゲストなど)のコンテンツについては除いて集計をした。

<参照元>
スパイスボックス、 SNSデータから見る「学生の注目企業2019」を発表 “学生の関心を集める企業”とは
スパイスボックス