ジャストシステムが、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年7月度)』の結果を発表した。本調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象にしている。
主なトピックスは以下の通り。
- 10代、20代、30代の4割以上が、「商品購入時に、中古品として売却を意識」
- 10代、20代の約6割が、「売却を意識して購入する商品は、値段が高い」
- 若年層の約3割が、「商品購入時にSNS映えを意識」
- SNS映えする商品は「汚さず、こまめに手入れし、箱なども保管」
調査概要
中古品としての売却を視野に入れつつ、商品を購入することはあるかを聞いたところ、「よくある」人は9.2%、「ときどきある」人は25.3%で、合計すると34.5%が中古品としての売却を意識しながら購入することがあるという結果となった。
また、年代別に見てみると、10代(46.0%)、20代(47.0%)、30代(45.5%)、40代(36.0%)、50代(24.0%)、60代(14.0%)で、30代までの層の方が、中古品としての売却を意識して購入する傾向が強いことがわかった。
中古品としての売却を意識して商品を購入することがある人のうち、「意識した場合は、意識しなかった場合に比べて、購入単価が高い」と答えた人は50.4%だった※1。
年代別に見てみると、10代(58.7%)、20代(58.5%)、30代(52.8%)、40代(38.8%)、50代(47.9%)、60代(35.7%)でした。10代、20代の約6割は、中古品としての売却まで考え、値段が高い商品を購入することもあるようだ。
※1「意識した場合は、意識しなかった場合に比べて、購入単価が高いことが多い」「意識した場合は、意識しなかった場合に比べて、購入単価が高いことがある」と答えた人の合計。
また「SNS映えを意識して、商品を購入することがある」人は、15.7%だった※2。
年代別に見てみると、10代(30.0%)、20代(30.5%)、30代(18.5%)、40代(9.5%)、50代(7.5%)、60代(5.0%)で、若年層ほどその傾向が強いようだ。
また、商品購入時にSNS映えを意識した場合は、意識しなかった場合に比べて「購入単価が高い」と答えた人は、78.5%となった※3。
※2「意識して購入することがよくある」「意識して購入することが、ときどきある」と答えた人の合計。
※3「購入単価が高いことが多い」「購入単価が高いことがある」と答えた人の合計
さらに、SNS映えを意識して商品を購入することがある人のうち、44.8%が「SNS映えする商品は、他の商品と扱いが違う」と回答した。具体的には「汚れないように使用している」(48.1%)、「箱などの付属品も残している」(42.9%)、「手入れをこまめにしている」(40.3%)だった※4。
※4複数回答あり。
【調査概要】
調査期間:2019年7月23日(火)~7月27日(土)
調査対象:17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
<参照元>
『 Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年7月度)
10~30代の4割以上が、「商品購入時に、中古品として売却を意識」』
Marketing Research Camp