奈良県磯城郡三宅町とNECソリューションイノベータは2019年8月19日、「日本一働きやすい自治体」を目指す三宅町のより良い職場づくりへの取り組みとして、2019年10月1日から12月27日まで、ICTツールを活用した「ありがとう」を送りあうキャンペーン”を実施すると発表した。

三宅町では、自治体職員のワーク・ライフ・バランスに配慮した「日本一働きやすい自治体」の実現に向けて取り組むことで、より良い住民サービスを提供し、暮らしやすい魅力的なまちづくりにつなげていくことを目指している。

またNECソリューションイノベータは、ICTを活用して感謝の気持ちを送りあうアプリ「Thanks App」を通じて、健全な社会生活を送るために、人間関係を向上することによる効果をさまざまな組織で実証しようとしている。

職員のサポートを通じて魅力的なまちづくりを行いたい三宅町と、職場改善をICT活用で推し進めるNECソリューションイノベータが組み、「より良い職場づくり」に向けた取り組みの第一歩として、同キャンペーンを実施することとした。

「ありがとうキャンペーン」の概要

1.一日の業務を振り返ったときに感謝したい人がいる場合、その気持ちを、感謝アプリ「Thanks App」を介して相手に伝える。キャンペーン期間中は、「Thanks App」を使うために特化させた端末を全職員に貸与する。

2.キャンペーンの前後でWebアンケートを用いた診断を行うことにより、実際の職場環境や職員の意識の変化を捉え、よりよい職場づくりに活かすとともに、「Thanks App」の活用事例として今後の利用拡大・機能改善に活かす。

キャンペーン実施期間:2019年10月1日(火)~2019年12月27日(金)

対象者:三宅町の職員 約100名

なお、「Thanks App」の特長は以下になる。

スマートデバイス上でインターネットを介して感謝の気持ちを送りあうことができる。匿名でも感謝を送ることができ、送られた人を中心にした人的ネットワークを可視化することにより、職場での人間関係、風通しなどの分析を支援する。キャンペーン終了後の結果をもとに、新たなキャンペーンや取り組みを両者で検討していく予定としている。