LYKAONは、AI人工知能で学習した高精度アルゴリズムを搭載し、顔認証システム「LYKAON-i(リカオンアイ)」を開発したことを発表した。なお、2019年9月にリリースされるとのことだ。
「LYKAON-i」概要
徘徊防止システム・万引き防止システムなどの事業者様向け顔認証システムを導入してきた同社が、より高い認証精度を実現するためのAIアルゴリズムを新たに搭載した顔認証システム「LYKAON-i(リカオンアイ)」をリリースする。
新たな顔認証エンジンはAI学習により限りなく人の目に近い認証精度を実現し、インターフェイスも改良することで直感的な操作感を実現しているとのこと。
特徴は以下のとおりとなっている。
- AI学習による「人の目」に近い高精度を実現
- 一定期間の映像を保存(振り返り)
- リアルタイム通知
- 情報セキュリティ
- 直感的な操作感
- ネットワークカメラONVIFとの互換性
独自の人工知能で学習したアルゴリズムを搭載することによって、従来の顔認証システムよりも、さらに人の目に近い高精度認証を実現。
システム内に一定期間の映像を保存しておくことで、過去の振り返り等が可能。
介護医療やセキュリティの場面で、施設からの離設・離院が発生した際やセキュリティ上の問題が発生した際に、パトライトによる警告表示やメールでリアルタイムに通知。
「LYKAON-i(リカオンアイ)」は個人データの取得や運用の際に情報を暗号化することで、昨今問題になっている情報漏えいに対策し、高い情報セキュリティを確保。
同社が培ってきたノウハウとユーザーからのフィードバックを受け、これまでにない直感的な操作感を実現し、UXを向上している。
ネットワークカメラのインターフェース規格標準化フォーラムであるONVIF(オーエヌブイアイエフ、オンビフ、Open Network Video Interface Forum)に対応しているため、互換性・汎用性に優れ、総合的な設備投資や運用コストを抑えることが可能。
今後は通知用スマホアプリのリリースを予定。(2019年10月予定)。また、ユーザーのフィードバック等を元に機能拡張アップデートについても継続的に行っていくとしている。