第一生命保険は2019年8月14日に、スマートフォン完結型のデジタルチャネルによる少額短期保険の販売をスタートすることを発表した。
保険に対するニーズが多様化するなかで、若年層のニーズを捉えた商品・サービスの提供に向けた取り組みとして、スマホやタブレットからチャット形式でダイレクトに申し込みや保険金の請求手続きが完結するWebアプリ「Snap Insurance」を開発。
まずは、少額短期保険業者のスタートアップ企業justInCaseの保険販売代理店となり、若年層のアクティブな活動を応援するために、ケガや他人への賠償といった様々なレジャーのリスクを補償するレジャー保険の販売をjustInCaseの提供する保険APIを通じて、2019年8月15日より開始するとのことだ。
「Snap Insurance」概要
「Snap Insurance」は、キャンプやフェス等の短期間のレジャーに行く際の様々なリスクに備えられるよう、「①必要なときだけ」「②スマホで簡単に」「③仲間と一緒に」をコンセプトに、アプリ完結型のオンデマンド保険を提供するアプリである。
同サービスの特徴は以下の通り。
- 「必要なときだけ」
- 手続きの1時間後から24時間単位、最大28日まで加入手続きが可能
- 保険料は81円※から(※20~24歳、女性、シンプルプランの場合)
- 保険料はクレジットカード払いのみ
- アクティビティ名とお客さま情報をチャット形式で入力するだけで、簡単に申し込みが完結
- 1度申し込みすれば、2回目からは更に簡単に手続き可能
- 保険金請求時もスマホで手続きが完結
- Facebook、LINE のメッセージや二次元バーコードで自身の加入した保険を一緒にレジャーを楽しむ仲間に紹介が可能
同社は、2020年度を目標に、みずほ銀行の提供する「J-Coin Pay」を始めとしたデジタルマネー等、多様化する電子決済手段にも対応していく予定とのことだ。
また同サービスを通じ、今までにない簡単かつスピーディーな保険体験を提供することにより、若年層の保険に対するイメージチェンジを目指すとしている。